バラスト水に含まれる水生生物を生息地以外での排出を防止するために、IMO(国際海事機関)で、バラスト水及び沈殿物の管制及び管理のための国際条約が2004年に採択され、2017年9月8日に発効されました。
当社は、既存船へのバラスト水処理装置(BWMS)搭載工事において、以下のプロジェクト・マネージャー業務を行っています。
船種:Bulk Carrier、PCC、Tanker、LNG 計85隻以上
BWMS 処理方式:UV式、オゾン注入式、薬剤注入式、電気分解式
バラスト水処理装置搭載に関するお問い合わせ:海洋環境部
moleng-bwms@molgroup.com
船舶に搭載される主機関や発電機関の排ガスから硫黄酸化物(SOx)を取り除く装置がSOxスクラバーです。
MARPOL条約附属書Ⅵ第4規則では船舶で使用される燃料油中の硫黄分濃度が規制されており、2020年1月1日より、一般海域における規制値が3.5%から0.5%に強化されます。低硫黄燃料油使用の代替手段として、船舶から排出される排ガス中の硫黄酸化物を規制値以下に低減できる装置(EGCS:Exhaust Gas Cleaning System)を使用することが認められており、SOxスクラバーもこれに含まれます。
当社は、既存船へのSOxスクラバー(EGCS)搭載工事において、以下のプロジェクト・マネージャー業務を行っています。